サラリーマン金太郎(29)

大和守之助が凶弾に倒れ、金太郎は完全に戦意喪失。
サラリーマンを続けて行く意欲をなくしてしまう。
周囲の反対を押し切って会社を辞め、漁師に戻ろうと亡妻・明美の故郷に帰ってきた。
大自然の中での暮らしを謳歌していた矢島一家。
そこへ金太郎の元同僚・石川が守之助が書き残した金太郎宛ての手紙を届けにやって来た。
意を決して封を開けた金太郎。
その決断とは……!?守之助の言葉につき動かされ、再びサラリーマンとして働くことを決意し上京した金太郎は、一流商社・東紅に飛び込み入社する。
そこで出会った派遣社員にヒントを得て、建設現場での労働力をネットワーク化するという前代未聞の大プロジェクトを始動させる! 商社、建設業界、行政までも巻き込んでニッポンのプロサラリーマン・矢島金太郎がでっかい花火を打ち上げる、堂々の完結編!!ほんのちょっとした気持ちから起こしてしまった軽犯罪…。
しかしそれは、あとに続いていく地獄のような毎日の入口に過ぎなかった。
どこにでもあるような事件が、ごく普通の人々をサスペンスの世界へといざなう。
サイコサスペンスの鬼才が放つ短編集!!俺、志木貴弘は美大に通うごく普通の男だった。
しかし、ある日後輩の左京和行に誘われて、和行の家の画廊に行った時から、俺の人生の歯車は狂っていった――。
「サバト」と名付けられた作者不詳の怪しげな一枚の絵画に目を留める俺に、「快楽と残虐のかぎりをつくした貴族がモデルになっている」と話す和行。
その晩から、俺の悪夢のような快楽が始まったのだ――。
文具メーカー・マルキタの新米営業マン、宮本浩。
恋も仕事も不器用で、ちっぽけな自分にいらだちながら、それでも一所懸命前に進もうと悪あがきの毎日。
通勤途中に恋に落ちたあの子の名前は甲田美沙子。
なにもできずに終わる朝に終止符を打とうと、ついに彼女の前に進み出た宮本は……!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60013139