北斗の拳(4)
身寄りのない子供たちを引き取ってくれる村で、ケンシロウはユリアに生き写しのマミヤと出会う。
村の用心棒となったケンシロウだったが、もうひとりの用心棒は南斗水鳥拳(なんとすいちょうけん)の使い手、レイだった。
牙(きば)一族に襲われる村を救うふたり。
だが、レイの妹アイリを人質にとられ、レイ、マミヤ、ケンシロウの三人は牙一族のテリトリーに救出に向かった……。
妹のアイリと愛するマミヤを人質にとられ、ケンシロウと闘うことになったレイ。
北斗と南斗が闘えば互いを滅ぼすことになる――。
しかしふたりは、互いに仮死状態になることで牙一族をあざむき、アイリとマミヤを奪還する。
そしてレイは、アイリを連れ去った胸に7つの傷を持つ男がケンシロウではないことを知る。
ケンシロウの北斗神拳の兄弟子ジャギが、ケンシロウの名を語って悪事を働いていたのだ! ジャギを倒すために旅立つケンシロウ。
追いつめたジャギの口から、シンやユリアの悲劇もジャギの策略と告げられたケンシロウの拳が、熱くうなりをあげる……。
北斗神拳の兄弟子ジャギを倒し、ほかのふたりの兄のラオウとトキが生きていることを知ったケンシロウ。
正統な伝承者として、伝承者争いの後始末をするために旅を続けるケンシロウは、病を治す奇跡の村にトキがいるといううわさを耳にする。
やさしかった兄トキ。
だがいまは豹変し、人を実験に使って殺す外道に成り下がっていた! トキの元へ向かい、闘い始めたケンシロウだったが、そこにレイが登場。
残虐なトキの正体は、南斗聖拳の奥義を得られず北斗神拳を真似ようとしたアミバだった……。
北斗神拳の兄弟子トキの行方を探して、ケンシロウ、レイ、マミヤは、入ったら二度と出ることはできない難攻不落の監獄島カサンドラへと向かう。
トキを救うには、“脱出することはできない”というカサンドラ伝説を破らなければならなかった。
入口の扉を守るフウガとライガは三人の入獄を拒んだが、ケンシロウの拳に共鳴し、監獄解放の望みを託して、開くことのないといわれた扉を開けた。
そしてケンシロウはカサンドラを支配する獄長ウイグルと対決する。
北斗神拳はウイグルを圧倒し、ついにケンシロウにトキとの再会の時が訪れる。
トキは、カサンドラをつくった拳王の話を語り始めた。
狂気の野望を抱く拳王は、北斗の長兄にして失われた男、ラオウだった…。
拳王の侵攻隊がアイリとリンの待つ村に迫ったことを知り、レイが急行する。
アイリをかばったリンは侵攻隊に襲われたが、レイに救われる。
そしてついに、拳王ことラオウが村に現れた。
そのときレイはすでに、見た者はその年のうちに死に至るという、北斗七星の横に光る星「死兆星」を見ていた。
圧倒的な力を誇るラオウを前に、レイはケンシロウの捨て駒となることを決意する。
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